アンサンブルの世界
- 関西大学応援団吹奏楽部
- 2020年6月1日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
本日も講義が行われました。
「アンサンブルの世界 I 海外編〜管楽だけではない2人以上の音楽〜」
についてご紹介します。
まず“アンサンブル”という言葉には以下のような意味があります。
・2人以上のが一緒に演奏すること。重奏、重唱のこと
・元はフランス語の『一緒に』や『共に』が語源
・ファッション用語としては、一緒に組み合わせることを想定したアイテムを指す
ちょっとした豆知識ですが...
では続いて、
講義で紹介された、アンサンブルのオススメバンドを結成順にご紹介します。
【フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル】
今は存在しないバンド。
イギリスの金管アンサンブル。
基本編成は4本ずつのトランペット・トロンボーンにホルンとチューバの10重奏。
ロンドン交響曲団のメンバーを中心に多彩な人材が集結。
【キングス・シンガーズ】
イギリスの名門、ケンブリッジ大学聖歌隊をルーツに、カウンターテイナーが特徴の男性アカペラグループ。レパートリーの幅広さも特徴。中西のマドリガルから、フォスターやビートルズまで取り上げます。
メンバーを入れ替えながらも、現在も活動中。
【ケンブリッジ・パスカーズ】
同じくケンブリッジ大の学生2人が、帰省費用を稼ぐために始めた大道芸からプロになった、マルチ笛奏者とアコーディオン奏者のデュオ
【ロサンゼルス・ギター・カルテット】
少し趣を変えて、クラシックギターのカルテットというちょっと珍しいアンサンブルバンド。
【アンサンブル・ウィーン・ベルリン】
ウィーンとベルリンの主要なオーケストラのメンバーで結成された木管五重奏。
現在はシュテファン・ドールらが在籍。
文句なしのバンド。
【ムノツィル・ブラス】イチオシ
ウィーン芸術大学出身のメンバーが、大学近くの居酒屋「ムノツィルイン」で披露していた即興演奏が評判を呼び、グループとしてデビュー。トランペット・トロンボーン各3名にチューバを加えた金管7重奏。
【タンブッコ】
メキシコ出身の4名で結成された、打楽器アンサンブル。見て、聴いて、楽しい卓越したパフォーマンスを展開してくれます。
【クラリノッツ】
クラリネット業界の奇跡、オッテンザマー家の家族アンサンブル。
父エルンストと兄ダニエルはウィーン交響楽団のクラリネット首席奏者。
弟アンドレアスはベルリンフィルハーモニーのクラリネット首席奏者。
まさに奇跡。
【ザ・フィリハーモニクス】
ウィーンフィルのメンバーで構成された、スーパーアンサンブル。弦楽4重奏にピアノとコントラバスを加えて、管楽器はクラリネットのみ。
【2CELLOS】
東欧出身のイケメン男性チェロ奏者2名のデュオ。しっかりした技術背景を持ちながら、チェロの新たな可能性を追求している。
以上がオススメのアンサンブルバンドになります。
自粛期間はなかなか合奏ができない状態なので、自分の担当楽器のアンサンブルの演奏動画などを見る・聞くなどをして、合奏の基本となるアンサンブル力の感覚を少しでも取り戻せればと考えています。
みなさんも自分の好きな楽器や興味のある楽器で、アンサンブルバンドを見つけてはどうでしょうか。
本日はここまで。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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